劉徳華、有線テレビ締め出し?

鄭丹瑞と劉徳華。劉徳華アンディ・ラウ)は有線電視から締め出し!これまで無線電視だけで広東語のインタビューを受けていた劉徳華は、前例を破ってnowのインタビューを広東語で受けたが、有線には普通話で出演しており、明らかな「えこひいき」に有線はこれに多いに不満しとして制裁で応じるようだ。事件はますます大きくなり劉徳華はさぞかし頭の痛いことだろう。
劉徳華は昨日午後、映画プロモーションに出席した。表面上有線も記者を派遣したいてが、初めから終わりまで劉徳華とは接触せず単独のインタビューも行わなかったため、いま噂されている有線締め出しは本当のようだ。今回の劉徳華と有線の発端は、1か月ほど前にnow電視の鄭丹瑞(ローレンス・チェン)の《Home Sweet Home》のインタビューを受けたことに始まる。この時劉徳華は、突然、広東語でインタビューを受けた。このことを知った有線の上層部は、一度は会議を開き討論、後に関係者とも交渉したが、「僕の同僚を煩わせないで欲しい。決めたものはもう決めたものだから」との回答が得られただけだった。
相手の態度が頑強なのを知り、有線はそれに応える作に出た。劉徳華が新年の映画プロモーションの時には、記者を派遣し単独インタビューをしたが、この映像は放送されなかった。昨日再び劉徳華は現れたが、囲み取材のおり、有線の記者は側で聞いているだけで、質問もしなければ反応もしなかった。その後劉徳華が、マスコミインタビューを受ける時には、有線はマイクを置くともなく、有線の劉徳華締め出しは歴然。有線内部では劉徳華の締め出しは明言されていないが、この噂はあらゆる会社にすでに伝わっている。
有線締め出しについて劉徳華は、事情がよく分からないが、相手側が普通話でのインタビューを嫌ったため、広東語で答えたと話した。「僕はいずれにしても無線の出身。そう心配しなくていい。無線では広東語でインタビューを受けるんだから。オーナーが変わっても僕は尊重するよ。(ではなぜnowで広東語のインタビューを受けたのですか?)nowはTVBの別のチャンネルでしょう」(註:この認識は間違っている)と話した。
有線娯楽有限公司董事は昨日、本紙の問い合わせに答え、会社内部で劉徳華を閉め出したことはないとは話したが、有線と劉徳華の間には問題があることを暗に認めた。「あなたたちは僕がTVBだと思っているんでしょう。締め出しが好きだって。しかし非公式ではあるけれど、会議では劉徳華に不満だという意見もたしかに聞いた。(それ相応の行動に出たのですか?)はっきりしていない」
有線のスポークスマンは、締め出し問題には言及しなかったが、有線を尊重しない芸能人は、有線も他の芸能人より重んじることはないだろうと話した。
また、nowのスポークスマンは、劉徳華は、2、3か月前に鄭丹瑞が司会をつとめる《Home Sweet Home》のインタビューを受けたと話し、彼のかたを持ち、「芸能人がどんな言語を用いようがその人の自由。私たちは特に要求はしてません。またこんなに経ってからこの話を持ち出すことがとても奇妙だと思っています」と話した。2011.2.14「東方日報」