ミロクローゼ

石橋義正監督。
山田孝之、マイコ、石橋杏奈原田美枝子鈴木清順奥田瑛二 
石橋義正:監督


日本公開前なので、物語は省略。山田孝之がおかっぱ頭の男ブレネリ・ブレネリギャー、愛の伝道師・熊谷ベッソン、タモンという3人を1人で演じる愛のファンタジー映画。
最初に登場するブレネリ・ブレネリギャーというおかっぱ頭の男は、子供が演じているのだが、この子が素晴らしい表情をしてくれるので、会場大笑い。ブレネリ・ブレネリギャーという無意味な名前にも大笑いだ。ところでミロクローゼという名前はどこからやってきたのか是非知りたいものだ。(「魅力」なのか「弥勒」なのか?それともまったく関係ないのか)
2つめの熊谷ベッソンベッソンはこれまたどこから? セクシー美女2人を従え踊るベッソン先生の70年代っぽい(?)スタイルも気になる。
最後がタモンとユリの物語。これは現代の設定が途中から西部劇っぽくなり、さらに任侠映画風へと変わっていく。このパートが一番長く途中少し飽きそうになるところも。ただ最後のスローの殺陣は、外連の集合体で、もうなんといっていいのか。ここまでやると、ある種、お笑いになっているということも発見。ちなみに30メートルのレールを敷いて、5倍のスピードカメラで撮影したそうだ。それも1テイクだとか。
2011.4.2@香港國際電影節(文化中心)


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