春殘夢斷

《春殘夢斷》
白燕、張活游、馬師曾、梅綺 
李晨風:監督 1955年 モノクロ 


トルストイアンナ・カレーニナ》の翻案。
潘安娜(白燕)は、父の言葉に従ってマカオから香港のお金持ちの商人・陳克烈(馬師曾)の元に嫁いだ。住むところ、着るもの、何不自由ないが、2人の間には温かい愛情はなかった。そんな時、今はジョッキーとなった幼なじみの王基樹(張活游)に出会う。樹は安娜に秘めた恋心を打ち明けるが、安娜は一度は拒絶する。ある日、夫と競馬鑑賞に出かけた安娜は、最初は興味なさそうにしていたが、樹を見て馬券を購入する。樹は安娜が会場にいるを知って動揺し落馬してしまう。この様子を見た夫の克烈は2人の間を強く疑う。怪我をした樹は母とともにここから去ろうと考え、最後にひと目、安娜の顔を見たいと願い、電話をかけ安娜を誘い出す。安娜は再び断ったものの、樹への思いを断ち切れず、夫が外出したすきに家を飛び出す。夫の克烈はこれを知り、樹と安娜の密会現場を押さえ、安娜に離婚を突きつけ、離婚の条件として娘との面会を禁じた。(続きはのちほど)
2011.6.19@香港電影資料館「人人為我、我為人人:中聯電影」


■□11年に見た映画一覧□■