「第十八屆香港電影評論學會大獎」発表

香港電影評論学会主催「第十八屆香港電影評論學會大獎」の受賞者が1月9日に発表された。

最佳電影:《桃姐》《桃姐》
最佳導演:姜文《讓子彈飛》
最佳編劇:銀河創作組、歐健兒、黄勁輝《奪命金
最佳女演員:葉徳嫻《桃姐》
最佳男演員:劉青雲奪命金

推薦電影七部:
奪命金
《竊聽風雲2》
《單身男女》
《龍門飛甲》
《讓子彈飛》
《鴻門宴》
《大藍湖》

選考過程と受賞理由は以下のとおり。

昨年、映画館で上映されたかつ一般にチケットが販売された香港映画は57本だった。
「最佳電影」と「最佳導演」の選考では、《桃姐》《奪命金》《龍門飛甲》《竊聽風雲2》《譲子弾飛》の5本の激烈な争いとなった。三回にわたる討論を経て最後に《桃姐》が「最佳電影」を獲得した。
また《譲子弾飛》の姜文チアン・ウェン)は2票差で《龍門飛甲》の徐克(ツイ・ハーク)を下して「最佳導演」を獲得した。「最佳編劇」も同様に激烈な争いとなり、《竊聽風雲2》と《奪命金》は同票で、話し合いを経て《奪金命》の銀河創作組・歐健兒と黄勁輝が勝ち残った。
「最佳女演員」は、《桃姐》葉徳嫻(デニー・イップ)が、《東成西就2011》の莫文蔚(カレン・モク)《龍門飛甲》の周迅(ジョウ・シュン)を押さえて受賞。「最佳男演員」は劉青雲の演劇性について討論がおこなわれ、最後には《奪命金》の黒社会のチンピラ三腳豹が、《竊聽風雲2》「地主會」の株のやり手・羅敏生を2票差でやぶった。劉青雲は1997年の《高度戒備》、2001年の《絕世好Bra》つづいて3度目の影帝となった。
(受賞理由はのちほど)