《金陵十三釵》も詐欺に

ベールも被害者?国宝級監督・張藝謀(チャン・イーモウ)の《金陵十三釵》も大陸の興行収入詐取事件を免れることはできなかった。興行収入詐取事件はすで、に各方面の関心を集めており、大陸の電影局は1月9日記者会見を開き、映画興行収入の「窃盗、漏洩、欺瞞、虚偽」等についての問題には処罰を行い、レッドカードやイエローカードの警告制度を実施すると強調した。
佟大為はインターネット上で「もし《金陵十三釵》の興行収入詐欺の証拠を実名であげてくれた人には、映画会社は映画のチケット代金の10倍の賞金を出す。もし映画館が賄賂を使って証拠を買い取ろうとしたなら、賄賂の金額の10倍でその証拠を買い取っていい」と語った。
実は俳優の任泉もその被害者だった。80元でチケットを購入したが、チケットには40元としか書かれていなかった。現在、映画会社はすでに多くのネット利用者から報告を受けている。なかでも実名で報告、さらに事実を突き止めたものについては、すでに賞金を出している。また《金陵十三釵》映画も巡査隊を組織し調査にあたっている。2012.1.13「蘋果日報