ジェームズ・キャメロン@北京國際電影節

ジェームズ・キャメロン。
アバター》の監督であるジェームズ・キャメロンは昨日、「第2回北京国際電影節」の招待をうけて北京電影學院で講演を行い、学生たちと交流した。大監督の来校とあって多くの学生が聴講に訪れ、なかには2時間あまり並んだ学生もおり、場内は満席で熱気溢れる会となった。
ジェームズ・キャメロンは、手を振って登場。また彼は、技術チームが中国語映画《孫子兵法》の3D技術顧問を務めるとも話した。さらに《アバター》の続編は、中国でロケすつつもりだと語った。
ジェームズ・キャメロンは、多くの学生が映画への情熱を持ち学んでいることを知り、また中国には多くの映画配給会社があり中国映画はすでによい状態に発展してきいることに感動したと話し、自分は映画撮影を独学で学んできたと話した。映画の専門知識を学んだあとには、自分の声に気がつくこと、生活の意味を見つけることが必要で、誰かを崇拝する必要はないと学生たちに語りかけた。2012.4.24「明報」

4月24日から28日まで、第2回北京国際電影節が開催されている。中国、香港、台湾、アメリカなどの作品上映が行われている。もちろん作品を上映するだけではなく、映画人の交流も行われており、ジェームス・キャメロンは中国と外国との合作映画についてのフォーラムにも出席しているようだ。そのうち香港國際電影節やFilmartなども、地位をおびやかされることになるのだろうか。なんとなく香港國際電影節は年々、海外からの来場者が減っているように感じている。しかし香港は、中国はもちろん、東南アジア全域をカバーできるという地理的な強みと、規制がないという優位性は変わらないのだろけれど・・・。北京國際電影節の公式サイトは→ http://www.bjiff.com/