毒戰(ドラッグ・ウォー 毒戦)

《毒戰》
古天樂(ルイス・クー)、孫紅雷(スン・ホンレイ)、黄奕(ホアン・イー/クリスタル・ホアン)、高雲翔(ガオ・ユンシャン)、鍾漢良(ウォレス・チョン) 
杜琪峰(ジョニー・トー):監督 DVD


男(古天樂)が口から泡を吹きながら車を走らせている。車は激しく蛇行しながら走り、ついには商店につっこんで男は意識を失った。高速道路の料金所を薬物を摂取しながらトラックを運転している2人組が通過する。料金所の女性(黄奕)は車のナンバーを確認していた。そのすぐ後にやってきたトラックには数人の男女が乗っていた。ヒートアップしたのかトラックは後部から煙をはき出していた。料金所の女性が注意を促して、車が料金所を通過すると、乗っていた男の1人が慌てた様子で車を降りて逃げろと怒鳴る。車から飛び降りた逃げまどう者たちはつぎつぎと取り押さえられる。乗っていた男の1人は実は警察、料金所の女性も警官だった。
このトラックは薬物の運搬をしていたのだった。それも小分けにしてビニールなどで堅く包んだヘロインを人に飲み込ませて運んでいたのだった・・・。


麻薬密売組織を暴こうする警察官たちと、姑息な手を使ってでもなんとか罪から逃れようとする組織の首謀者(古天樂)の頭脳戦を描く。
これまで一環して香港(もしくはマカオ)を舞台に撮ってきた杜蒞峰が初めて大陸と合作した映画。大陸の規制をどうやってかわしながら物語を構築していくのかが多いに気になるところ。


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