超級經理人

《超級經理人》
杜汶澤(チャップマン・トー)、蔡卓妍(シャーリーン・チョイ)、高雲翔(ガオ・ユンシャン) 馮志強(フォン・チーキョン):監督 2013年 DVD


借金の取り立てや麥超(杜汶澤)がある日、金の取り立てに行くと、そこは夢の為に借金をしたという男の会社だった。男は7人の新人モデルを抱えるモデルエージェンシーの社長だった。借金のカタに7人の新人モデルごと会社を引き取った麥超は、なんとか7人を有名にしようと考えるが、所詮は素人。有名俳優・劍龍(高雲翔)のイベントになだれ込んで、イベントをめちゃくちゃにして名を上げようと姑息な手段を考えるのが関の山。
その売れっ子俳優・劍龍には、凄腕の女性マネージャ・孫姐(蔡卓妍)がついている。ところがある日、劍龍が突然、孫姐を解雇してしまう。劍龍に惚れ込んでいる孫姐は、劍龍のとなりの部屋に住んで劍龍をマジックミラー越しに監視、さらには劍龍の留守に部屋に入り込んでベッドに潜り込んだり、洋服の臭いを嗅いだりとあやしい趣味がばれてしまったのだった。解雇されて家賃も払えず、借金だらけの孫姐に麥超は、借金の肩代わりと月々20万の給料を提示し、7人を孫姐に預けることに。孫姐の手腕で7人は人気者になれるのか・・・・


杜汶澤の芸能人マネージャ役は《DIVA》に続いて2度目だが、《DIVA》とはまったく違ってずぶの素人がマネージャになってしまうという役どころ。こういうチンピラだけど情の厚い役はもってこいで、違和感を感じない。それにしても今に比べてずいぶんと太っていた杜汶澤。蔡卓妍の凄腕マネージャはやはり英皇のだれかさんを少しは参考にしたのだろうか。髪形もなんとなく似ているような気がする。「信じればかなう」的な言葉が頻出するが、信じてかなうならそんな簡単な事はないが、打たれても打たれても信じられるのはやはり一種の才能なのかもしれない。7人の女の子たちのうち5人が普通話話者(大陸出身)というのが、今を好く表している。
全体としていはそれなりの楽しく見たが、7人がもう少しみな魅力的だったらな・・・・。
なお、監督の馮志強は《懸紅》に続いてこれが2作目。


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