《破軍》海上で儀式

制作費6千万香港ドルの超級アクション映画《破軍》は、昨日、出演者全員が海上で生き物を海に放つ儀式を行なった。風で波が高く急に雨も降り、古天樂(ルイス・クー)と范冰冰(ファン・ピンピン)は、船尾で危なかった。儀式の後には、花や餅、野菜、海龍王に捧げる神秘的な品を入れた箱など大量のゴミが海面をただよい、捧げものは海洋汚染に変わってしまった。
昨日午前10時、映画会社は貝沙湾の沖に2艘の船を出し儀式を行なった。40人ほどの中国・香港の記者たちも彼らについて船で沖に出た。古天樂、范冰冰、甄子丹(ドニー・イェン)、鄒兆龍(コリン・チョウ)、許晴、行宇、黄百鳴(レイモンド・ウォン)らは船上にいたが、途中、風が吹き波が高くなり雨も急に降ってきたため、魚などを海に放つ儀式は、あぶなっかしく行なわれた。
儀式の間、俳優たちが乗った船が突然傾き、あやうくひっくりかえりそうになった。それはすべての俳優たちが同じ側にいたためで、もう一艘に乗った記者たちが大声で、ばらばらになるように呼び掛けた。古天樂と范冰冰は徹夜で撮影していたため、足下がおぼつかず、スタッフに支えられていた。
魚や花などを海に放ったため、海面はゴミでいっぱいになり、海を汚すことになってしまい、古天樂らは心苦しい様子だったが、宗教儀式には従って行なった。范冰冰は自ら10数本の花を海に投げたが、海中に花を食べる魚がいて、綺麗にしてくれればいいと話した。
映画会社はこのあと、岸に上がり記者会見を開いた。古天樂は最近、アクション三昧だといいう。彼は臥底(アンダーカバー)で、車の中で武術の使い手の行宇と激しい戦いを演じ、最後には悲惨なことに相手に車から突き落とされ、そのことが原因で足が不自由になる。また今回、范冰冰とベットシーンがあると話した。(略)by 2006.11.14「東方日報」

龍王ならぬ、ネパールの密教の寧波車が登場して儀式をしたようだ。魚を放ち、牛乳を流したりもしたようで海面が白くなったそうだ。しかし、なぜ海上なんだろうか??

陳凱歌《梅蘭芳》で返り咲きを

《無極(PROMISE)》で名声が地に落ちた陳凱歌(チェン・カイコー)は、地道に《梅蘭芳》を準備しており、現在は調整段階に入り、来年旧正月開けにはクランクインしたい意向だ。陳凱歌は現在、ロケ先と俳優を探している。今回は著名な作歌、厳歌苓と梅蘭芳の子孫の支持を得ており、陳凱歌は自信を取り戻し、雪辱をはらし、返り咲こうとしている。(略)by 2006.11.14「ent.ssina.com」