《酒徒》映画化

王家衛(ウオン・カーワイ)の映画《2046》にインスパイアを与えたとされる劉以鬯の小説《酒徒》が映画化されることになった。《酒徒》は1963年、星島晩報に連載された小説。監督の黄國兆は香港國際電影節でプログラムディレクターを長年つとめた人で、初監督作品になる。出演は温碧霞(アイリーン・ワン)、張國柱(ジャン・グオジュー)。美術は《半生縁》の黄仁達。政府の補助金を得て撮影しており、公開は2010年を予定している。by「pop metro 186」


任達華、大学講師に

新しい世代の映画人育成のため、浸會大学は香港初の電影學院を開設した。一昨晩、湾仔のグランドハイアットホテルで設立式典が開催された。(略)
任達華(サイモン・ヤム)は今年仕事をセーブすると話した。いまのところ決まっているのは、年末に初めて監督するクライムストーリーの映画だけ。その他の時間は大学の講師をするという。収入に影響は?と聞かれ、彼は「かまわないよ。映画界に貢献したいと思っている。映画界はいま断層がある。スタッフも俳優も後を継ぐ新人を育てる必要がある」と話した。講師の報酬はと聞かれ「ない。200ドルのお車代だけ。十分だよ」と笑った。by 2010.1.7「星島日報」