《刹那》
麥婉欣（ヤンヤン・マック）：監督 （学生時代の短編）
人と話がしたいという女性につき合う男。女性は男に手相を見てくれといったり、祖母の墓に男を連れて行ったり、男のバンド練習につき合ったりする。最初は女性の行動をいぶかる男だったが、だんだんと女性の気持ちを理解するようになる。翌朝、女性は手紙を残して居なくなった。男はドイツ語で書かれた手紙を解読してもらう。
《哥哥》
麥婉欣（ヤンヤン・マック）：監督 2001年
《刹那》につづいて譚國明が主演。《刹那》に話だけで登場する3年前に連絡の途絶えた兄を探す旅。兄が最後に手紙を投函したと思われる中国の奥地（チベットに近いあたりか？）へ男はやって来る。写真を片手に兄を探すが、手がかりは見つからない。あきらめて村を去ろうという時・・・・。
《刹那》では女性は絶えず、デジカメでスナップを撮り続け、《哥哥》ではプリントを持って兄を探しまわると、どちらもカメラが重要な役割を果たしていた。
香港演藝學院25周年記念プログラムのひとつ。今回見るのはこの作品だけだったのだが、よんどころない用事があり中座。結末が気になる。たしかVCDが出ていたはずなので探してみよう。2009.10.17@香港亞洲電影節（ifc）
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