「楚原」

「香港影人口述歴史叢書3　楚原」
香港電影資料館：刊　HK$70


現在、香港電影資料館で開かれている「玫瑰・蝴蝶・紅葉：楚原的秘密花園」関連書籍。「楚原談楚原」で、楚原が自らの生い立ち（楚原の父は粤劇の俳優で後に映画で活躍する張活游）からはじめて、主な作品について語っている。註も付いて30ページに渡る貴重なもの。また石琪、羅卞が評論を寄せている。

《雪山飛狐》クランクイン

昨日（2月2日）年初五の朝、北京郊外で大陸版《雪山飛狐》の撮影が始まった。
苗仁鳳と田帰農の組みは雪景を撮影した。監督の王晶（バリ−・ウォン/ウォン・ジン）はその場にいなかったが、苗仁鳳の方中信（アレックス・フォン）と田帰農の譚耀文（タム・イウマン）は同じような動作をくり返していた。
北京の人は年初五に餃子を食べる。午後1時になり撮影が終わると、監督や主演俳優たちは撮影所のレストランに集まってきて、郷に入れは郷に従えと餃子を何皿か注文した。香港ではあまり餃子を食べないと言う方中信は、ここのニラに卵が入った餃子が気に入ったようで、酢や辣椒をつけながら皿半分を豪快にたいらげた。by 2006.2.3「北京娯楽信報」（抜粋）

北京は寒いようだ。人によっては夜の撮影もあるようで、夜は零下10度以下とか。香港人には堪え難いとも書かれている。方さん、どんな格好なのか見たいが、残念ながら写真が見つからない。