《七剣》明後日クランクイン

映画《七剣》は準備段階からいろいろな噂が絶えない。最近になり伝えられたのは、経費節約のため、天山・新彊にある《天地英雄(ヘブン・アンド・アース)》のロケ場所を全て受け継いだという話しだ。それには城壁や砦も含まれるという。さらに監督の徐克(ツイ・ハーク)は出資者から越権行為をとがめられ、主演男優のソン・スンホンは突然辞退し、制作側の足並みは乱れている。幸いにも最終的には甄子丹(ドニー・イェン)が、楚昭南を演じることになった。
《七剣》は昨日、北京で記者会見を開き、来月1日(明後日)、正式にクランクインし、新彊のウルムチ、天山、[善β]善などで撮影すると発表した。黎明(レオン・ライ)、楊采[女尼](チャーリー・ヤン)、陸毅(ルー・イー)ら出演者が出席した。ソン・スンホンは辞退したが、出資者側は協力の姿勢を見せ、韓国ドラマ《イヴのすべて》で知られているキム・ソヨンを送りこんだ。
主役の黎明は、徐克との仕事を大変喜んでおり、「かなり前に武侠映画を撮った事があるが、その時はすでに武侠映画の(流行)が末期を迎えていて、その後長いことこういう映画は撮られてない。どんな映画にも流行があると思うが、いま徐克はまた武侠映画の流行を作ってくれると思っている」と話した。もう古装はやりたくないと言ったことのある陸毅は、素晴らしい武侠映画の監督・徐克と仕事をする機会を逃すことは出来ないと、笑って話した。さらに彼は、「韓志邦という役に入り込むために、すでに乗馬と剣の練習をした。その練習は大変苦しいもので、いわば自分の身体能力の限界を超えるような辛さだった」と語った。
今回初めて中国語映画に出演するキム・ソヨンはまず、徐克作品を崇拝しているといい、今回の一緒に仕事が出来ることは幸せで、いい経験だと話した。
《七剣》のために日夜奔走している徐克は、先日北京のオフィスで足を滑らせ捻挫をしており、車椅子に乗っての記者会見出席だった。by 2004.8.30「東方日報」紙版のみ

いよいよですね。《七剣下天山》からタイトルはシンプルに《七剣》になったのか? この文章を読むと、出資者に韓国が絡んでいるのか、スンホンの代わりにキム・ソヨンをというように読めるが、そのあたりは不明。甄子丹は決まったわけですね。パチパチ。武侠映画にはやっぱり出来る人がいないとね。あと出演者には孫紅雷、動作導演は劉家良(病気という噂があったような気がするが、お元気そう)の模様。《天地英雄》のロケ現場を頂戴するってことは、同じ製作会社なのか??