《神経侠侶》急いでポスター製作

中国は近年知的所有権の保護にめざましい成果を上げており、それが大陸の広大な映画・音楽マーケットにさらなる衆目を集める事になっている。国家文化部と広東省政府は、この機会を利用し、来月26日から29日まで「中国国際音像博覧会」を開催する。全世界の音楽・映画製作会社に参加を呼びかけ、交流と商談をしようという考えだ。反応は上々で、映画・テレビ製作に力のある多数の国から積極的な参加表明がある。香港の映画会社では、寰亞(メディア・アジア)、寰宇(ユニバース)、東方電影(マンダリン・フィルム)、洲立(インターコンティネンタル)などがそれぞれ展示ブースを出す。なかでも寰亞は最も広いブースを獲得し、新作紹介の用意をしている。特に周杰倫陳冠希主演の《頭文字D》については、撮影で使用した車を会場に運び入れ展示する用意をしている。
また寰宇は博覧会の最終準備段階に入っている。容祖兒と陳奕迅主演の《神経侠侶》、鄭伊健と郭富城の《三岔口》、《[イ火]頭智多星》の3作品について大急ぎで、大陸のマーケットに合わせたポスターを製作中だ。さらにアメリカの映画会社、20世紀フォックス、ドリーム・ワークス、ユニバーサル、コロンビア、ディズニーなとが博覧会に出展する。(後略)by 2004.8.31「太陽報」

最初の1文が気になる。いまの状態で、著しい効果なのか?? 大陸市場はどこも喉から手が出るほど欲しいでしょう。人口13億、これ以上美味しいマーケットは世界にないですからね。しかしその前に、著作権を始めとする知的所有権について、中国国民に徹底的にたたき込んでおいて欲しい(もちろん香港人にもね)。
最近、香港でも海賊版取り締まりが以前より確実に厳しくなっている。旺角では路上の海賊版屋は、夜中にしか出没しなくなっている。信和中心は相変わらず、日本のAVやドラマ、アニメ、韓国ドラマの海賊版は豊富だが、ここも以前より手入れが多いような気がする。PCソフトの海賊版は信和ではなく別のビルだが、ここもしばしば手入れが入るようになっている。どんどん取り締まって欲しい。海賊版を買うのは、盗品を買うのと同じなんだから。いまのところ売った方にしか罰則がなかったような気がするが、買った方にも罰則を作ればいい。そうすれば、どんどんうまみが無くなるわけだ。
ところで《神経侠侶》っていうのは、たしか方さんがバイク警官役でゲスト出演してたはず。最近ニュースがないが、何してるんでしょうか。