スティーブン・セガール香港映画を救う?

香港の映画産業はどん底と言われているが、ハリウッドのスティーブン・セガールはアクション映画については、いまだ香港映画を信頼している。さらに4000万を投じて自らプロデュース、香港の李仁港(ダニエル・リー)監督で国際警察モノ映画《猛龍特警隊》を撮る。出演は呉建豪(ヴァネス・ウー)、安志杰(アンディ・オン)、余文楽ショーン・ユー)らとハリウッドの俳優たちだ。
旧正月明けから撮影
昨日記者は李仁港と組んでいる[ネ/四/羽]嘉珍(キャサリーン・ハン)に問い合わせたところ、旧正月明けから《猛龍特警隊》を撮影すると話した。また昨日、タイのバンコクに滞在中のスティーブン・セガールに会いに出かけ、新作についてさらなる話し合いをしているともいう。
[ネ/四/羽]嘉珍は、セガールは彼らのアイディアを理解し、大変面白い思ってくれ、すぐに合意に達した。さらに香港映画が振るわない時期にセガールがこのような投資をしてくれるのは大変感激しているとも話した。またセガールは李仁港の監督した《黒侠(ブラックマスク)》と《星月童話(もういちど逢いたい 星月童話)》を評価しており、李仁港に監督をまかせ、得意なアクション映画の才能を発揮して欲しいと思っているという。
・洪金寶、任達華も
出演者については、美男美女を揃えるが、アクション映画なので男優が主体、女優は新人を起用する予定。先だって少林寺で武術を学んだ呉建豪、カンフーの素養のある安志杰、ハンサムな余文樂らが主役をつとめる以外に、洪金寶(サモ・ハン)、任達華(サイモン・ヤム)が助っ人する。また数日内に韓国に行き、出演者を選ぶ予定で、インターナショナルなキャストになる。興行成績を気にせず、新人を育て、香港映画の低迷救済に一役買いたいと[ネ/四/羽]嘉珍は話した。by 2004.12.29「東方日報」

ひょっとして面白いものが出来るかもしれないけど、話しだけで中身が見えたような気がする(汗)。とりあえずは、呉建豪と安志杰を見る映画ってことにしておこう。