《功夫》値下げを打ち出す

周星馳チャウ・シンチー)は東南アジアを駆け回ってプロモーションの日々、《功夫カンフー・ハッスル)》の勢い激しく、香港では上映21日で興行成績は5400万香港ドルに上っている、さらに観客を呼び寄せ、興行成績を押し上げるために、映画会社のコロンビア・アジアは今週の土曜日から、入場料を一律40ドルに引き下げることにした。この特別措置は1週間の予定だ。今回の値下げについて、星仔は「映画会社にかなり収入があったので、このように決めたようだ。理にかなっていると思う」と述べた。
興行成績は前作《少林足球(少林サッカー)》の6000万香港ドルに及ばないが、インドネシア、フィリピン、シンガポール、マレーシア、台湾、大陸などで記録を作り、全アジアで公開第1週の興行成績は3億香港ドルに達している。また大陸では先日、1億6000万元を稼ぎ、2億元の大台にのせ、大陸の中国語映画の記録を塗り替える可能性もある。
コロンビアとの仕事は成功で、月末には星仔はアメリカへ赴き、新作について話し合いを持つことになる。星仔が《功夫》の続編以外に、いくつかの構想があるようで、一切の事はきまっていない。by 2005.1.14「東方日報」

さて、来週にもう1度見ようかな(笑)。
因みに映画の値段は映画館によって異なる。だいたいのところは60ドルだが、第1回目、平日の日中を値下げする、会員になると割引など、映画館によりいろいろ工夫を凝らしている。
興行成績についていえば、他紙では、6000万を越えるかどうかは上映日数によると書いている。40ドルにすれば、一度見た人ももう一度行こうという気になるだろうという考えではないかと思う。《功夫》は《少林足球》と違って、ロングバージョンは用意していないので、さらに観客を呼び込む為の秘策というところか。