《黒社会》祝賀会

黒社会》組は香港へ戻ってきており、一昨日、祝賀会開催。

羅守耀(デニス・ロー:銀河社長)は、海外へは理想的な価格で《黒社会》が売れたと話した。フランスとイタリアがすでに版権を購入、価格も以前の杜琪峰(ジョニー・トー)作品の数十倍、さらに全国で上映予定。フランスでは3社が競い、最終的に決まったのは、価格はあまあり高くないが、かつて王家衛(ウォン・カーワイ)や侯孝賢ホウ・シャオシェン)を配給したことのある会社に決まった。
・「香港之夜」に怒る
貿易発展局が主催した「香港之夜」について、杜琪峰と梁家輝(レオン・カーファイ)は、不満を表明している。杜琪峰は、「香港之夜」は、知らない人はいない張曼玉マギー・チャン)や梁朝偉トニー・レオン)、成龍ジャッキー・チェン)や周潤發(チョウ・ユンファ)にだけ焦点を当てていてはいけない。香港にはたくさんの監督や俳優がいる。彼らを紹介し、新しい世代の映画を元気付けなければならない。「表面ばかり飾ってはいけない。この催しは香港の納税者の税金でまかなわれているんだ。映画をよく理解している人の助けが必要だ」と話した。また《黒社会》が血なまぐさく暴力的で、気分の悪くなった御夫人がいたと報道されたことについては、「血なまぐさくて暴力的なことはなにもない。その御夫人は悪いものでも食べたのでは」と笑った。(略)by 2005.5.22「明報」