《如果・愛》クランクアップ

アジアの4大スター、張學友(ジャッキー・チュン)、チ・ジニ金城武、周迅(ジョウ・シュン)が共演している映画《如果・愛》は昨日(6日)、上海でクランクアップした。4か月にわたる撮影は終わり、一行は香港へ戻り後期製作に入り、映画はクリスマスシーズン公開の予定だ。
陳可辛(ピーター・チャン)は劇中の俳優たちのプロ精神に対して賞賛を惜しまない。「學友は最後の撮影では、40時間不眠不休で撮影した。チ・ジニは言葉の問題を克服し、さらに歌い踊った。彼の新しいイメージは、忘れられないものになるだろう」と話した。陳可辛は、また周迅が吊られて空中で踊る場面では、彼女自ら演じて勇気を見せた。金城武は劇中、天真爛漫から成熟していく心の過程を見せる。最後のシーンを撮り終わると、全員が彼に拍手を贈った。
・もっとも大変だったのは天気
映画はまず北京で次に上海でロケした。古き時代の文芸作品のような色合いに満ちている。陳可辛は初めて大陸で撮影をしたが、撮影時、最も大変だったのは天気だった。北京で撮影時、気温は零下まで下がり、さらに上海での撮影では、時間が迫っていた。しかし今回大陸の映画関係者との共同作業で、よい効果が出るといいと考えている。by 2005.6.7「明報」

かなり怖いもの見たさ状態かもしれないこの映画は、予定では12月公開。その時まで《大長今》ブームが続いているとは思えない。飽きっぽい香港人に、「池珍熙、已経OUT咗」と言われなければいいが。