《龍咁威2》

鄭中基(ロナルド・チェン)、李燦森サム・リー)、張達明(チョン・ダッミン)、Miki、黄家諾(ジミー・ウォン) 谷徳昭(ビンセント・コック):監督


落ちこぼれ警察官3人のどたばたな活躍を描くコメディ。今回は、村の守神の仏像を盗んだドラ息子を捕まえる話し。あれ、村の仏像といえば《拳覇(マッハ!)》じゃなか(笑)。明らかにこの部分パクってますね。しかし話はまったく違う。
○○温泉に釣られて休暇でやってきたある村で、何人もの黒い人陰が1人の人物を追い掛けているのを見て、てっきり黒い人陰が悪と思い込んだ3人、黒い人陰に襲い掛かった。しかし黒い人陰はなんと飛虎隊で、追い掛けていたのは、村の守神を盗んでいったこの村のどら息子で指名手配者だった。寸でのところで、犯人逮捕をじゃましてしまった彼等は、罰として村へ送られ、犯人の動向を探ることに。


最初からばか爆発。○○温泉の出迎えははっぴを着て怪しい日本語をあやつるわ、○○温泉はまるで○○マッサージのごとし(トホ)。す○べ椅子まで登場とは、谷徳昭も(以下自粛)。しかしこれを見ている香港人、笑っているが分かっているのか。ストーリーのあいまには、ちゃんと鄭中基の片思いも盛り込んで、香港映画の定石どおり。とにかく全編に渡り何も考えずに大笑いできる。新寶戲院満席だし。
2005.7.1@新寶戲院


■□05年に見た映画の一覧□■


新寶戲院はスクリーンが2つ。いまは2つとも香港映画が掛かっていて(これと《頭文字D》)、どちらも盛況。映画館前に人が溢れているなんて(涙)。ついでに近所の旺角百老匯にもチケットを買う人の列が途切れること無く出来ている(感涙)。
なお予告では《七剣》がかかった。音も画面もなかなか迫力があって、ちょっと期待。《蜀山傳》っていう、とんでもない作品もあるから、けして油断はできないが。