香港の著名な監督・王晶（バリー・ウォン／ウォン・ジン）は、昨日、北京の児童芸術劇院に現われた。彼は旧正月映画《粉紅老虎》の為に張栢芝（セシリア・チョン）の子供時代と少女時代を演じる子役を捜しにきたという。このところテレビドラマを撮影している王晶だが、今回のことについては、心をくだいており、子役の選出に自ら出向いてきた。彼はこの映画にコメディの要素以外に、不思議な要素を入れ、功夫版《ハリーポッター》を作りたいと考えている。
《粉紅老虎》は今月末のクランクイン予定で、古巨基（レオ・クー）、張栢芝で、《功夫》で注目の元華（ユン・ワー）、元秋（ユン・チャウ）も加わる。
劇中、張栢芝は、武術を受け継ぐ現代女性を演じる。子供ころより武術に優れているが、気が強い。元秋は張栢芝の母を演じ、やはり武術の使い手。映画の題は「母女両是両只母老虎」に由来すると王晶は言う。しかし母も娘も武術はすぐれているが、それを隠している。映画では、大量の特撮を使って彼女たちの武術を表現する。古巨基は学生を演じ、張栢芝との恋愛ではおかしく不思議な場面がある。題材について、周星馳（チャウ・シンチー）の《功夫（カンフーハッスル）》から思い付いたのかと聞かれ、王晶は「この題材は自分が子供の時からの武術への憧れに由来する。誰かからの影響とというわけではないし、この映画の特徴は笑いとミラクル。ミラクルな場面は特撮を使うので、《功夫》には似ていない。功夫と特撮といえば、すぐに周星馳だというのはいかがなものか。特撮は彼だけのものではない。1997年の《風雲》にだってすでにあったのだから。by 2005.7.9「ent.tom.com」
旧正月映画とは気が早いが、CGを使うので早く撮るのだろうか。これだけヒット曲があれば、当然来ると思ったがやっぱり古巨基ね。歌は上手いけど、映画はどうなの？？
