撮影中に怪我

《浴火鳳凰》撮影班は、先だってスタントマンが死亡した件では、頭の痛い思いをした。最近は無事に過ごしていた撮影班だが、先日またもアクシデントにみまわれた。先日撮影中、馬が驚き暴れ俳優の方中信が怪我をしたというのだ。方中信の足が車輪に巻き込まれ、足の皮がむけてしまい、さらに車輪に足を踏まれてしまった。これはすべて黄奕を救うためだった。
ロケのため、《浴火鳳凰》撮影班はの一部分は現在、昆明で撮影中。先日撮影班は、黄奕の場面を撮影中、アクシデントが起きた。黄奕の助手が記者に語ったところによると、そのとき、本来は銃声がしたあと、方中信が黄奕を押し倒して彼女を救うという場面だったが、演技が本当になったしまったという。「そのとき銃声がして、信哥(方中信)が黄奕を押し倒すことになっていた。ところが銃声が大きく、馬は驚いた。見ると信哥が体をはってすべっていく車をおさえ、手で黄奕をもういっぽうに押し退けていた。しかし馬車は重く、さらに車が滑って行く力が強く、彼の足は巻き込まれ、皮が剥けてしまった。黄奕はそのとき、馬車の後ろに立っていて、まったく逃げる時間がなかった。「そのとき、私達は呆然としてその場にいて、さらにそれは撮影の予定通りだと思って、驚いてた。すぐに信哥に肩をかし移動した。足はすごく腫れていたが、信哥はこの場面の撮影を続けると主張、撮影が終わったら病院に行くという」と助手は話した。
偶然にも、そのときは黄奕の誕生日であったが、この事件は誕生日の恐怖になってしまった。医者が特に大きな問題はないと話して、黄奕ははじめて安心した。この事件で黄奕は、本当に感動したという。方中信の体をはった行動が、彼女の誕生日の特別なプレゼントになった。黄奕は未来の彼氏もこんな勇気のある人だといいと話した。危険がせまった時こそ、本当の気持ちが分かるものだ。
方中信は自分の勇敢な行動にはいたって淡白、さらに自分は偉大などと思わないという。ただ自分は黄奕が馬車に押し倒されるのを黙って見ていられなかった。一緒に撮影して長い、感覚としては、家族みたいなものだ。このような行動もごく普通の事だとだけ話した。by 2005.9.15「華商報」

他メディアによると、馬が銃声に驚いて後ずさりしてしまい、後ろにいた黄奕を方さんが押し退けたということのようだ。足は包帯を撒いてもらい大丈夫らしい。撮影はスケジュールが厳しいようで、次の日には朝から撮影に入らなければならないという。方さん、普段でも他の俳優の面倒をよく見ているし、スタッフにもよく冷たい飲み物をおごったりしているとか。大事にならなくて好かった。