Ba叔逮捕

Ba叔こと陳達志がICACに架空取り引きの容疑で逮捕された件が今日の各紙の1面。Ba叔は中国環保電力有限公司の主席で、一方では、「内地演唱会の父」とも言われている。ある企業財務公司の社長に利益提供する目的で、架空取り引きをでっち上げた罪で、彼を含め22人が昨日未明に逮捕。本日夜、Ba叔は保釈金を積んで保釈されているようす。
Ba叔は、もともとは成衣業(ジーンズ)の輸出で儲け、のちに飲食業、紡績、不動産、エンターテインメントと手を広げていった人物。エンターテインメントでは、「内地演唱会の父」とも言われており、かなりの数の歌手の大陸でのコンサートを手がけている。また香港では、譚詠麟(アラン・タム)・李克勤(ハッカン・リー)の「左麟右李」コンサート、許冠傑(サミュエル・ホイ)復活コンサート、楊千[女華](ミリアム・ヨン)、古巨基(レオ・クー)、林憶蓮サンディ・ラム)のコンサートも手がけている。近年は映画にも投資しており、《行運超人》、《龍[ロ甘]威》1&2、《我要做Model》、《殺破狼》などは彼の出資による。出資映画に時々顔も出している。マネージメント事務所も持っており、方中信(アレックス・フォン)も所属タレントのひとり。方さんは・・・

僕はいま大陸で撮影中。本当にいましがた、Ba叔がICACへ行き調べられていると知ったところだ。会社のことについてはBa叔にほとんど尋ねたことがなく、僕は俳優として自分の仕事をしているだけだから。誤解であってほしいし、何ごともないといいと思っている。

と話している。by 2005.9.30「各紙」