張藝謀、オペラ《始皇帝》を監督

中国の監督・張藝謀(チャン・イーモウ)と3大テノールのひとりプラシド・ドミンゴが手を取り合って、今年12月21日、秦の始皇帝の物語りをアメリカ、メトロポリタンオペラで上演する。張藝謀はメトロポリタンオペラ150年の歴史で初めての中国人総監督となる。外国人版始皇帝ドミンゴは、この作品を引退作品と考えており、08年万里の長城での上演を望んでおり、実現すれば《秦の始皇帝》にとっては歴史的意義のあるものになるだろう。
和田恵美と譚盾(タン・ドゥン)が衣装デザインと音楽を担当し、《始皇帝》の公演は10か月あるが、すでにチケットは売り切れている。by 2006.2.16「明報」抜粋

張藝謀は1998年、プッチーニのオペラ「トゥーランドット」(ズービン・メータ指揮)の紫禁城公演を監督している(DVDになっているはず。見て無いので好かったのかどうか分からないが)。今回は創作オペラで、音楽はメトロポリタンオペラが譚盾に依頼しているという。張藝謀×和田恵美×タン・ドゥンといえば、《英雄(HERO)》だわね〜。まあ、ちょっとは見ては見たいが・・・。