ひ孫が《霍元甲》上映中止を要求か?

霍元甲のひ孫にあたる霍自正は先日、天津で記者会見を開き、弁護士を伴って、映画《霍元甲(SPIRIT)》に描かれている霍元甲の物語りは事実とは異なると話した。まだ法的手段には訴えてはいない。映画製作会社が謝罪し、事実を明らかにし、版権侵害を中止するなら和解に応じるとした。また弁護士は《霍元甲》の上映中止を要求した。by 2006.2.21「蘋果日報

生い立ち、背景など違うと言っているようだが、映画と事実が違うのはよくあること。事実を元に脚色したとクレジットしてなかったんだろうか。ひ孫は何がしたいのかな? 名誉を傷つけられたというのではなさそうだから、やっぱりお金かな? 法的に訴えたとしても、すぐには上映禁止令などは出ないだろと思うが・・・。
詳しくは、以下の5点が違うと言っているようです。

  1. 映画では霍元甲には娘がひとりで殺される。後に霍元甲も殺されるため、霍家は根絶されたようになっている。実際には霍元甲は7人の孫と11人のひ孫がおり、霍家はいまも栄えている。
  2. 映画では霍元甲の父・霍恩弟は早くに亡くなっているが、実際は、霍元甲の死後7年後に81歳で亡くなっている。霍家の人々は霍元甲を除いてみな長生きである。
  3. 映画の中では霍家は名門に描かれているが、実際は霍元甲は農民である。
  4. 映画の中では農勁孫と霍元甲は子供の時からの知り合いで一緒に大きくなったと描かれているが、実際は大人になってから知り合っている。
  5. 映画では、霍元甲は4種類の武器を使って4か国の使い手を倒したとなっているが、実際は霍元甲は2回しかリングに上がっておらず、さらに相手は戦わず逃亡してしまった。by「sina.ent.com」