《霍元甲》(SPIRIT)訴訟へ

霍元甲の孫、霍壽金は昨日、北京市海淀区人民法院李連杰ジェット・リー)主演の映画《霍元甲》を起訴し、北京映画製片廠と安樂電影は名誉権を侵していると指摘した。安樂電影はまだこの件に関する報告を受けていないが、法律に関わることなので、弁護士に任せると話した。
・責任はのがれられない
霍壽金は、霍元甲の長男・霍東章の4番目の子で、彼は大陸にいる霍元甲の唯一の孫である。彼は映画配給の停止、公の謝罪と賠償を要求している。霍壽金は映画《霍元甲》のストーリーは多くが虚構で、霍元甲の生前の名誉を傷つけ、子孫をも傷つけたとしている。愛国の武術家は映画によって、争い好きの渡世の武術士になってしまい、さらに家は滅びている。霍元甲のイメージはねじ曲げられた、という。霍壽金はまた、たとえ映画の最後に「これは虚構だ」と註がついていても、この映画は伝記映画で、タイトルは《霍元甲》、人物は虚構ではない、ゆえに虚構だといって責任を免れることはできないと話した。by 2006.3.9「明報」

ホントに訴えたようだ。訴えても審議に時間がかかるだろうから、その間は上映できてしまうだろうけれど・・・。