@東京

表参道ヒルズ新しくても古くても、とにかく建物を見るのが好きなので、東京の最新建築は見ておきたい、ということで、昨年末に帰省したときには建設中だった安藤忠雄設計の「表参道ヒルズ」を見に行く。
外観は表参道の景観を壊さないようにしたたためか、意外に面白みがない。内部は思いのほか広く感じる。ぐるぐると縦の長い螺旋状になっているが、このつくり、旺角の朗豪坊もそうだが、行きたい店が決まっている場合はとてもいきにくい構造だし、ぶらぶら歩くにも途中で面倒くさくなる。表参道の氷山
天井は外光が入るようにもなるのか? 天井にぶら下がるさまざまな形の照明機器が面白かったが、外光が一番したのフロアまで入るともっと面白いのに。
細長い建物の一番青山通りに近い部分に、同潤会アパートの形を残しているのが、非常に好ましい。写真を撮っていたら、「昔はこういう建物だったんだよ」と、見知らぬ叔父さんに声をかけられた。「よ〜く知っていますよ。ショッピングにも来ましたから〜」。ラフォーレ原宿の場所が教会だったことも知っているし(爆)。日本橋COREDO
そんなことはさておき、表参道交差点近くに「表参道ヒルズ」の主張しつつ控え目な態度とは打って変わった、バブル期の建築のような「ICE BERG」(名称不確か)という奇妙な建物があった。氷山の一角のようなごつごつとしてゆがんだ形態で、全面ガラス。まだテナントは1つしか入っていなかった。
その後日本橋に行き、元東急百貨店、現在の「COREDO日本橋」も見ておく。片側からしか見られることを期待してない建物だった。