《放・逐》余波

小春は・・・

陳小春(チャン・シウチョン)は現在、鍾少雄(チョン・シウホン)監督の黒幇片(ヤクザ映画)の撮影に参加している。役のために小春は10時間かけ、手や首いっぱいに刺青を描いている。彼は今回の映画には王晶バリー・ウォン/ウォン・ジン)の娘が初出演、小春の妹を演じると話した。また映画《放・逐》がIII級指定を逃れるため、黒社会の握手シーンを削除しなければならなくなった件について、自分が撮っている映画も、暴力的でIII級以上だと話した。
小春は《無間道風雲》を批判し「《無》にもスラングの台詞があるのにIII級にはならない。それは公平じゃないんじゃないの。映画は現実の生活を反映しているものだ。普段友人との会話でも(スラングを)いってしまうこともあるが、それも禁止では、きれいきれいなI級映画でも撮ればいい。こわがるなら香港映画は撮らない。だからもし5級だというなら、5級でいいんじゃないかと僕は思う」と話した。by 2006.10.18「星島日報」

劉徳華は・・・

映画《墨攻》は昨日記者会見を行ない、劉徳華アンディ・ラウ)、呉奇隆(ニッキー・ウー)と監督の張之亮(ジェイコブ・チャン)、プロデューサーの徐小明が出席した。劉徳華は、撮影で足を傷めたことが忘れられないが、幸い後遺症はないと話した。また千数百人が死体に扮するシーンではかんしゃくを起こしてしまったという。「千数百のエキストラが死体に扮していて、溝に落とされ折り重なる場面だったが、スタッフはのろのろしていて、思わず怒鳴ってしまった。だけどどうして監督に向かってかんしゃくを起こしてしまったのだろう」と話した。
また《放・逐》がたったひとつの手の動きが原因で、電検処にそのシーンを削除するか、III級指定になるかと言われた件で、劉徳華は、「そのシーンを見ていないし、電検処の規定がどんなものか知らないが、重要なのはその映画を見る人の感覚を考えて決めることだ。もしそれが確かに黒社会のものなら、カットするのもしょうがない。杜琪峰は自分のスタイルを変えて電検処にあわせるのかどうか考えると思う。だけど僕が分らないのは、どうして電検処がそれが黒社会のサインだと分かったかだ」。また劉徳華は自分も反対の手で握手することがあるという。「右で握手していたら、その時は左でほかの人と握手する」(その場でやってみせた)。また続けて「動機がどうかということだ。もし黒社会だということを示したくてその握手をしたなら、それはしょうがない。だけどどうであろうと、割にあわないことだ」と話した。by 2006.10.18「成報」

明日、見て、このシーンが本当に削除されているのか確認する予定。
王晶の娘というのは、たしか今年の金像奨で王晶と一緒にレッドカーペットを歩いていたと思う。見た目は、ごく普通だったような・・・。女優になるつもりなのか??