甄子丹（ドニー・イェン）、古天樂（ルイス・クー）、范冰冰（ファン・ピンピン）らスターが集結した《破軍》には、ベテラン俳優の呂良偉（レイ・ロイ）も参加している。硬派の役に長けている彼は、今回、黒幇の親分を演じる。劇中3大悪のひとりで甄子丹と生死をかけた戦いを繰り広げ、血なまぐさく残酷な格闘を演じる。
《破軍》は前作に続いて、クールで硬派。呂良偉演じる横暴なベトナム幇の親分・阿渣は、甄子丹演じる警察官・馬軍と激しく衝突、死闘を繰り広げる。
50歳に近い呂良偉は、常に身体を鍛えており、腹の筋肉も割れている。リアルな格闘を目指す《破軍》では、劇中用意されている大量のアクションシーンにも鍛えた身体と武術で自ら臨み、甄子丹と危険だが見どころのある格闘で2人の戦いは観客の注目を集めることになるだろう。
監督の葉偉信は、《破軍》は、ドラマとアクションがうまく結合した映画だという。呂良偉は劇中、アクションが必要なだけでなく、黒幇の親分の心情も表現しなくてはならない。しかしこれまで呂布、項羽、杜月笙、張大千などの役や、伝説的な人物を演じてきた彼にとって、この役は難しいものではないだろう。呂良偉は、脚本をよく研究し役についてはすでに系統だてて理解しているので、この役をうまく演じられる自身はあると話している。by 2006.11.28「sina.com」（抜粋）
呂良偉、最近は大陸でドラマを撮っているようだ。彼をスクリーンで見るのはどれくらいぶりだろうか。別の記事では、監督と甄子丹の要求が高く、撮影がなかなかはかどらず、大陸のドラマが控えている呂良偉は、年内に撮り終わるといいと、話しているようだ。
