雀聖3 自摸三百番

《雀聖3 自摸三百番》
郭晉安(クォック・チュンオン/ロジャー・クォック)、楊思琦(シャーリー・ヨン)、森美(サミー)、元秋(ユン・チャウ)、陳百祥(ナット・チャン)、劉綽琪(パトリシア・リウ)、元華(ユン・ワー) 
林子皓:監督


雀荘などを娯楽産業をいとなむ雀爺には一人息子・金游(郭晉安)がいる。まだまだ未熟ものだが、契馬の一筒姐(元秋)は彼こそ雀爺の後を継ぐべき人材だと考えている。
雀爺の誕生日、ラズべガスから帰ってきた雀爺は、親子ほど歳の違う女性・二索(劉綽琪)とラスベガスで結婚したという。
金游は友人(森美)に誘われたダブルデートである女性(楊思琦)と知り合う。彼女は、関わったものがすべてツキに見放され、不幸に見舞われる星の持ち主だった。金游も彼女と知り合ってからすっかりツキに見放され、売られた喧嘩ならぬ、売られた賭け麻雀に負け、父親から大目玉を食らう。さらに窮地を二索に救ってもらうハメになり、父親はすっかり二索を信用するようになる。しかし・・・・。


《雀聖》といえば郭晉安で、これで3作目。楊思琦、劉綽琪、その他にもテレビの人を合わせて見ただけで誰が悪いかすぐ分かるキャラクターで、気軽に何も考えずテレビのように楽しめる。
主人公は、自分のもっている能力を一度は失うが、修行によってそれを補う術を身につける(彼女のツキのなさは強力なので、能力は取りもどせないのだが)、というお決まりなパターンだが、それなりに面白く、それなりに楽しめる。麻雀が分からない私でも大丈夫なストーリー。もういい加減、麻雀映画に人は入らないだろうと思うと、これがそれなりに人が入っている。2007.1.31@新寶戲院


■□07年に見た映画一覧□■