手紙

《手紙》山田孝之玉山鉄二沢尻エリカ吹石一恵吹越満風間杜夫杉浦直樹 生野慈朗:監督


東野圭吾の同名の小説を映画化。ストーリーは省略。東野圭吾の小説は、何作か読んでいるが、これは未読だった。ネットであらすじを見たところ、映画では主人公が目指すのはお笑いだが、小説ではバンドらしい。
元の小説が力があるのだろ、映画は破綻なく出来ていると思う。劇中、杉浦直樹扮する電気店の社長がいう言葉が事実(現実)をよく表現している。
現実を把握しそれに向き合うということがどういうことなのか。向き合ってこそ初めて、自分が社会と(人と)どのように関わっていけばいいのかを見つけることができる。香港人の友人らと見たのだが、果たして彼らはこの映画を理解できただろか。
2007.4.29@百老匯電影中心


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