譚家明次回作は林志玲?

《父子》で台湾、香港、日本で奨を手にした製作者の邱黎寛は、このところ積極的に新作の準備をしている。監督の譚家明(パトリック・タム)、林志玲(リン・チーリン)に郭台銘出資という鉄の三角が出来る可能性があるという。新人の林志玲については、どんな期待があるのだろうか。寛姐は、譚監督は新人で撮るだろう。受賞した呉[シ景]滔がいい例。監督の譚家明は、撮影には入念な準備をすることで知られている。準備から撮影まで少なくとも半年はかかるだろう。林志玲が《赤壁》を撮り終わってからでも十分間に合うと話した。


林志玲のマネージャーは、寛姐と話し合いをしたことは認め、みんなが努力をすれば、不安なことはない。《父子》の楊采妮(チャーリー・ヤン)や林煕蕾(ケリー・リン)のような大胆さも、物語上必要であれば、試してみることは可能だと語った。郭台銘の映画投資計画も、邱黎寛との仕事に意欲があるようだ。林志玲が郭台銘投資の映画に出演するかどうかについては、「譚監督以外に、台湾の監督とも仕事がしたいと思っている。資金もあり現在話し合い中。計画は沢山あるが、まだなにも確定はしてない」と邱黎寛は話した。


《父子》の成功で、多くの芸能人が寛姐と仕事をしたがっている。郭富城(アーロン・クォック)、林志玲以外に、大陸の黄暁明(ホアン・シャオミン)や鄭元暢(ジョセフ・チェン)なども、合作を望んでいるという。by 2007.5.2「文匯報」