《蝴蝶飛》ベネチアへ?

杜琪峰(ジョニー・トー)監督、周渝民(ヴィック・チョウ)、李冰冰(リー・ピンピン)共演の新作《蝴蝶飛》は、来月行われる「ベネチア映画祭」に参加することになり、周瑜民は大いに興奮している。


男性を撮影するのに長けている杜琪峰は、初めて監督した女性の心理的成長を描いた映画では、杜組御用達の俳優は使わず、初めて映画を撮る周瑜民と、《百年好合》で起用した李冰冰を選んだ。2人は大学の同級生だが、ある誤解があり、その後事故で男性は不幸にして亡くなる。彼の死を女性は理解できず、結局女性は彼の存在が見えるようになり、人間と幽霊の恋が生まれる。この映画は昨年8月から撮影し10月にクランクアップし、現在はポストプロダクション中。先日この《蝴蝶飛》は、8月29日開幕の「第64回ベネテチア映画祭」でプレミアが行われると伝えられた。


この映画を見た業界人は《蝴蝶飛》は、杜琪峰のこれまでの映画とは違い新鮮だと言う。脚本の岸西(アイヴィー・ホー)は、このストーリーをかなり以前に杜琪峰に渡していたが、女性映画は彼にとっては挑戦、結果5年もの間考えて、初めて撮影したものだ。by 2007.7.26「星島日報」

まだ決定ではない模様。このストーリーから《我左目見到鬼》を思い出した私は・・・。それにしても撮影からかなり経っているのに、まだポスプロ中?