地獄第19層

《地獄第19層》鍾欣桐(ジリアン・チョン)、泳兒(ヴィンシー)、譚耀文(タム・イウマン)、譚俊彦(ショーン・タム)、冼色麗(ボニー・シン)、李曼筠(マギー・リー)
黎妙雪(キャロル・ライ):監督


大学生のRain(鍾欣桐)は、友人のEva(李曼筠)、Violet(泳兒)、Mandy(冼色麗)と寄宿舎で共同生活をすることになった。Evaは携帯を一時も放さず、メールを打ち続けていた。ある晩、EvaはRainを鬼樓とよばれている廃校に呼び出し、写真を撮ってくれと頼む。その日Evaは「助けて」というメールをRainに送ってきた、鬼樓に向かったRainは「君は地獄の第19階を知っているか」というメールを受け取った・・・。


蔡駿という若手作家の小説が原作。携帯電話のゲームで女学生たちが自殺に追いやられていくのを、刑事の葉(譚俊彦)が真相を突きとめて行くという話し。ピンとこない。小説は面白いのかもしれないが、映画は表面つらだけで面白みがない。大量のCGを使っているが、やはり資金に限界があるのか、それほど驚きがあるわけでもない風景。ホラーのように売っているがそれほど怖いこともない。昨年の香港国際映画祭で上映された同じ黎妙雪の《小心眼》(一般公開にはなっていない)もいまいちピントこなかったなー。上映後、監督と俳優・徐政希のティーチ・インあり。
2007.9.2@UA朗豪坊「夏日国際電影節」 


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