劉徳華、寰亞に3年の身売り

芸能界に入って26年の劉徳華アンディ・ラウ)と寰亞電影(メディア・アジア)、東亞唱片の林建岳(ピーター・ラム)社長との関係はきわめて良い。劉徳華は02年に主演した寰亞出資の映画《無間道(インファナルア・フェア)》シリーズで、映画において絶頂を極め、その後自らが製作したCDを寰亞集団配下の東亞からリリースしている。21世紀の芸能界を仕切る林建岳は黎明(レオン・ライ)、鄭秀文(サミー・チェン)、楊千嬅(ミリアム・ヨン)を引き入れたあと、さらに1.5億香港ドルという破格の値段を提示して、天王・劉徳華と3年契約の話し合いに成功したと伝えられている。


今回の身売りで劉徳華は自らの会社も引き連れて行く。これから3年は、個人事務所と映藝集団に所属する林家棟(ラム・ガートン)、連晉および職員もすべて林建岳の配下に入る。また映藝と天幕が製作した《兄弟》《瘋狂的石頭》《江湖》《阿虎》《全職殺手》《香港製造》を含む20本以上の映画や、これまで劉徳華が出した300曲以上の版権もすべて寰亞に買われたことになる。
林建岳は劉徳華をかわいがっており、劉徳華が寰亞に所属したあとも自由度は大きく、状況はこれまでとほとんど変わらない。これまどおり映藝の職員が仕事についての話し合いや仕事のアレンジをし、同時に寰亞がマネージャーとしてギャラの話し合いをし、まとまればマージンを取ることになる。また映画製作会社としての寰亞は、劉徳華のために新しい映画を撮影する。ギャラは1本1200万香港ドル


来月5日には寰亞加入の記者会見を開き、来年には劉偉強(アンドリュー・ラウ)が監督する大作《水滸伝》が第1弾になる。by 2007.11.17「頻果日報」抜粋

承認の取れていない記事だがかなり詳細。たぶん本当なのだろう。寰亞は劉偉強以外に杜琪峰(ジョニー・トー)も抱えているので、再び劉徳華×杜琪峰もありか。