劉青雲生き埋めの危機

杜琪峰(ジョニー・トー)と韋家輝(ワイ・ガーファイ)監督、劉青雲ラウ・チンワン)主演の新作《神探》は、先だって2007年スペイン国際映画祭で「オリエントエキスプレス・カーサ・アジア特別賞」を受賞した。
劉青雲はこの映画で最も大変だったのは、泥をかけられる場面だったという。湿った泥に埋まって少しも動けなくり、泥が全身を覆ってしまったあと、監督はカットと叫んだ。みな彼が起き上がれなくなっていたのに気づかず、片付けて帰ろうとしていた。その時彼は自分が死に近づいているように感じてとても怖かったという。幸いなことに長年一緒に仕事をしてきたカメラマンがおかしいと気がつき、すぐに人を呼んで助け出してくれた。その時劉青雲は、死ぬのはいたって容易なことだと気がついたという。by 2007.11.27 「頻果日報」

29日から公開の《神探》のプロモーションの一環としての記事だが、香港映画の撮影なら本当において行かれそうだから、おかしい。そういえば、《黒社会》では梁家輝(レオン・カーファイ)が埋められていたっけ。あの時の土は乾いていたのだろうか。
スペインの映画祭の公式サイトは→ココ