《葉問》タイトル問題

王家衛(ウォン・カーワイ)監督と澤東電影公司のスタッフは一昨晩、カンヌ映画祭で映画《東邪西毒:終極版》のプロモーションをするためフランスへ発った。王家衛はゲートに入るところで、黄百鳴(レイモンド・ウォン)と《一代宗師:葉問》撮影で争っている件を聞かれ、ゲートから戻って来て黄百鳴に砲火を浴びせた。「最後に言っておく。黄さんが、こちらにやってきて黒を白と言いくるめている。僕はタイトルの合法性についてだけ言っているのではない。人間の性格と節操の問題を言っているんだ」。


王家衛は続けて「このタイトルを発表してからかなりになる。どうしてこのタイトルまで使うのか。どんな目的があるのか。本物と偽物をまぜてしまおうと思っているでないか。同じ題材を撮るのは問題ではない。葉問は一代宗師で、武術だけでなく武徳をもった人だ。東方娯楽公司は彼に学んだらどうか」。
黄百鳴は「一代宗師」は形容詞にすぎないと話したが、彼らは現在確実に「一代宗師」を映画タイトルに使用している、彼らのこの話はこじつけで理解できないと澤東電影は語った。以前電影發行協会は黄百鳴支持を表明し、「一代宗師」は独占できないものだと話したが、澤東は誰かかが黄百鳴を持ち上げていると思っている。なぜなら黄百鳴はこの会の理事だからだ。また澤東電影は、黄百鳴とこの件について話し合いはしていない強調した。


黄百鳴は電話インタビューを受け、タイトルは最初《葉準》だった。後に北京の出資者と葉準がタイトル変更を要求してきた。彼と澤東と葉問の長男の葉準はすでに会議をしている。現在澤東が会議をしたことを認めていないならしょうがない。なぜならこのタイトルは、登記されていなかったのだ。これ以上は答えられないと話した。呉思遠(監督)は昨日電話で、王家衛は(台湾の)自由總会にタイトルを登記している。しかしこれは台湾だけでしか効力がなく、香港では保障できない。だから香港電影總会に登記して初めて有効だと呼びかけていると話した。by 2008.5.18「頻果日報」

なぜ王家衛は香港電影總会にタイトルを登記しなかったのだろうか?