周潤發がロケ現場を尋ねた《文雀》

杜琪峰(ジョニー・トー)監督、任達華(サイモン・ヤム)、林家棟(ラム・ガートン)主演の新作《文雀》は来月19日公開と決まった。この映画は3年の歳月を経て撮影されており、杜琪峰がこの映画を重視しているのが分かる。また今年のベルリン映画祭に招待され、受賞は逃したものの、映画評論家には悪くないという評価を貰った。


この映画の撮影中には、杜琪峰の旧友の反応も悪くなかった。周潤發(チョウ・ユンファ)は、わざわざロケ現場を尋ね、現場で写真を撮り、任達華や杜琪峰と話しをした。周潤發は「香港映画の撮影はハリウッド映画より面白い。それは香港映画はその場でアイディアを出すけれど、ハリウッド映画ではそれはできない。決まった順序があるからね。だから香港映画を撮っていた日々が懐かしい。もしいい脚本があれば、香港映画を撮ってもいいんだ」と話した。by 2008.5.20「頻果日報」

今日、各紙一斉に同じ記事が出ているということは、リリースが出だのだろうか。他紙では「周潤發が杜琪峰の代わりにちょっと監督した」という記事になっている。周潤發が杜琪峰を尋ねたのは、07年4月のこの時(id:hkcl:20070426)のことか。なお《文雀》、フランスでは一足早く6月4日から上映らしいが、yahoo.frの映画ページでカテゴリーがコメディになっている(そうなのか)。


つらつらとyoutubeを眺めていたら、こんなものを発見。ココココココ。やっぱりコメディかも(笑)。ますます《文雀》が楽しみに。