女児誕生

2008.6.10頻果日報娯楽面。

昨日3時ごろ、莫可欣は養和病院で5.7ポンドの女児を出産した。父親になった方中信(アレックス・フォン)は昨日、マスコミに女児誕生を伝える時には興奮をかくせず、妻と娘を見た時には感動して目が潤んだと話した。しかし見た目は勇ましい方中信だが血が怖いといって、分娩室には付き添わなかった。


現在38歳の莫可欣は一昨日、45歳の方中信と半島酒店で結婚証明書にサインし、昨日養和病院で帝王切開で女児を産んだ。体重は5.7ポンド(2585g)、母子ともに健康。昨日午後12時ごろ、方中信はベンツを運転して西貢の住まいを出た。車には3人を乗せており、うち2人の年長者は方中信の父母であった。


方中信はみなを乗せ、まず銅鑼湾に行ったあと、車をハッピーバレー方面にとばして行ったり来たりしてマスコミを巻こうとし、こ1時間ほど走っていたが、うまくいかず、最終的にはあきらめて黄泥涌のガソリンスタンドに車を入れると、写真に撮られることにも怒るようすもなく笑って、その後ゆっくりと車を養和病院につけた。
記者は莫可欣はもう出産したのかと問うと、彼はまだだといい、産まれる前に名前を決めたのかと問うと、「まだ。付ければ君たちはすぐに分かるだろう。君たちはなんでもお見通しなんだから」と話した。彼は少し緊張ぎみに病院へ入っていった。
午後4時ごろ、方中信は友人の方平と助手をつれ、病院の入り口に走ってやってきて、喜びいっぱいに待っていたマスコミに誕生を伝えた。「産まれたよ。3時すぎに女の子が産まれた。重さは5ポンド11オンス。少し軽い」。付き添って分娩室に入ったのかと聞かれ、入らなかったといい、冗談を言うのも忘れず「500ドル節約しようと思って(妻に付き添って手術室に入る為に費用)」と話した。
赤ん坊は父親似か母親似かと聞くと方中信は「僕にも似ているし可欣にも似ている。とても嬉しい。まだ名前は付けていないが、誰かに頼んで付けるつもりはない。自分たちで付ける」と話し、父親になったばかりの方中信は話しの間も明らかに興奮したようすで、さらにしばらくしたらマスコミの為に赤ん坊の写真を撮ると自ら進んで話した。
記者はそのあと再び電話で方中信に父親になった心境を聞くと彼は「最初に赤ん坊を見た時にはとても感動した。少し涙が出た。可欣もちょっと目が潤んでいた。」なぜ分娩室に入らなかったのかと問うと、方中信はすまなそうに「手術をするから、少し怖いから・・・」と話した。by 2008.6.10「頻果日報」

文章からもかなり嬉しい様子が分かる。なんでも記者のカメラを取って、病室へゆき、写真を撮ったようだ。記者サービスも満点(笑)。
とにもかくにも、おめでとうございます。これで子持ちの役が増えたりして。まあ、それもいいかもしれない。