夏休みもあっという間に終わり。明日は香港へ帰ります。
東京のウチの近くには桜の名所としても有名な小金井公園があり、公園の一部に「江戸東京たてもの園」という場所がある。近くに住んでいながら、このたてもの園が出来てからは一度も公園に行ったことがなかったので、この休みにフラっと歩いていってみた。
サイトを見れば分かるように、このたてもの園にはいろいろな建築（主に住宅）が移築されている。なかでも千住にあったという銭湯「子宝湯」は内部の作りも綺麗で壁に富士山もあるステキな銭湯。そのとなりの下谷の居酒屋「鍵屋」は、まだ下谷にあったころ何回か飲みに行ったことのある場所だったので、こんなところに移築されていてかなり驚いた。それ以外にも農家や、建築家・前川國男の洒落た家、堀口捨巳が設計した小出邸などモダンな住宅が内部まで見られるようになっている（靴を脱いで上がることが出来る）。
さらに都電やボンネットバスも展示されていて、大人も子供ものんびり見学するにはもってこいの場所だった。園内にはボランティアがいて、建物の説明をしてくれたり、日曜日には風車つくりや葉っぱをつかった虫つくり（右の写真）を子供に教えたりしている。帰りは公園の中を散歩してウチに戻った。公園では日光浴している人や、日陰でのんびりしている人もいて、久しぶりに武蔵野の森を歩いて、ゆったりした気持ちになった。
