《復仇》旺角ロケ

撮影終了後の監督。杜琪峰(ジョニー・トー)がハリウッド映画《復仇》(仮題)を撮影していると伝えられているが、昨日(25日)ついに旺角の人ごみでこの映画の撮影があった。ロケ隊は午後から夜にかけ、旺角でも最も人の多い西洋菜街の歩行者天国で撮影し、1000人近い人々が取り囲んだ。道路は渋滞、両側の商店は商売に影響すると訴えた。しかし通りかかった警察官も交通整理はせず、撮影を見学していた。


杜琪峰は昨日、エキストラに厳しく立ち位置を指導していたが、噂の俳優周潤發(チョウ・ユンファ)やオーランド・ブルーム(この映画なのか?)は見当たらなかった。昨日はフランスの著名歌手ジョニー・アリディが雨の中のシーンを撮影した。現場では雨を降らせ、数十名のエキストラが通行人に扮し、ジョニー・アリディは回りの人に手に持った写真の人を尋ねるというシーンで、外国人旅行客は彼を見つけて一緒に写真を撮っていた。


撮影は大変に大掛かりで、ハリウッド式に簡易休憩所を設置しており、ジョニー・アリディは1人で1つの休憩所を使い、もう1つには林雪(ラム・シュ)やその他の出演者が使用するようで、「Anthony・Simon」などの名前がかかっており、黄秋生(アンソニー・ウォン)や任達華(サイモン・ヤム)が出演すると思われる。by 2008.11.26「星島日報」速報

昨日(26日)にも撮影していたようで、ココに写真が上がっている。
9時すぎ、旺角を通りかかったら、今日(27日)も撮影していた。場所は、西洋菜街の豉油街と山東街の間。つまり旺角百老匯やbossiniやBALeNOや卓越やマックがあるあたり。私が見た限りでは、雨を降らせ、エキストラが傘をさして歩く場面を撮っていた。杜琪峰と羅永昌(ロウ・ウィンチョン)と名前は不明だが《痩身男女》などでも見たことのある人がいた。あと林建岳(ピーター・ラム)らしき人を見かけたということは、寰亞電影公司が出資しているということか。10時過ぎに撤収していた。
それにしても、杜琪峰映画の撮影が見られたのは、かなり嬉しかった。

香港の監督杜琪峰(ジョニー・トー)は、任達華(サイモン・ヤム)、黄秋生(アンソニー・ウォン)、フランスの俳優ジョニー・アリディで《復仇》を撮影している。記者が杜琪峰の助手・丁雲山に電話で尋ねると、この噂を認め、この映画は旧正月には撮り終わり、《撕票》と《紅圏》のプランは後に回されたと話した。


ジョニー・アリディは《復仇》では引退した殺し屋を演じている。香港のヤクザに娘を殺され、再び殺し屋の世界に入り復讐する。本来杜琪峰は、フランスの俳優アラン・ドロンとの仕事を望んでおり、2007年から数回にわたる話し合いを持ったが、最終的にアラン・ドロンは辞退した。韋家輝(ワイ・ガーファイ)の脚本が素晴らしかったため、杜琪峰はアラン・ドロンの辞退で撮影を放棄せず、フランスのロック王で俳優のジョニー・アリディで撮影することにした。by 2008.11.25「ent.sina.com」(新京報

という報道もあるのだが、アラン・ドロンで撮ろうとしていたのは《仁義》(《紅圏》)のリメイクではなかったか? アラン・ドロンからオーランド・ブルームに代わり、周潤發が出るのではなかったのか。《紅圏》と《復仇》の関係がよく分からない。2つの企画があるのか、それとも《紅圏》はいつのまにか《復仇》になったのか?