《玉蒲団》3D版撮影か

香港の三級片は、かつて大いに流行ったことがある。蕭若元がプロデュース、葉子媚が91年に主演、中国の名著「肉蒲団」を改編した《玉蒲団之偸情寶鑑》は、1800万香港ドルの興行成績をあげたが、三級片はインターネットの普及とともに徐々に姿を消していった。蕭若元と息子の蕭定一は三級片よ再びと、4月香港で初めての立体三級片《肉蒲団》シリーズを撮ることにした。さらにAV界のステフィー吉沢明歩を主役にと考えている。
現在香港の映画産業は活発ではないが、香港の監督・銭文綺が梁敏儀、林偉健、日本の若菜ひかる上原カエラらにオファーして撮影したバジェットの少ない三級片《金瓶梅》は4か月前に上演され300万香港ドルを稼いだ。銭文綺はすでに《金瓶梅》の続編を撮り終わっており、来月14日バレンタインデーにお目見えすることになっていた。昨日上映開始日に変動があるようだと伝えられたが、必ず上映される。


金瓶梅》の評判は実のところまあまあだが、香港映画が萎縮して数年になり、三級片も遅かれ早かれ廃れて行くものだ。経典的三級片《玉蒲団之偸情寶鑑》のプロデューサー蕭若元は三級片よ再びと、息子の蕭定一と4月に《肉蒲団》シリーズの3D立体三級片を撮影することにした。


《肉蒲団》3D片は現在大急ぎで準備中。女優には現在のところ台湾のモデルが全裸で出演することになっており、日本のAV女優でAVのステフィーとも言われる吉沢明歩にオファーしているとも言われている。また蕭父子は旧正月後に香港で主演女優の大募集を行う予定だ。
昨日、蕭若元は電話インタビューに答えて、《肉蒲団》3D版撮影を認め、新作は玉蒲団の精神を貫き、慾と因果を描いていくが、物語はまったく新しく創作すると話した。「三級片はすでに撮れない。インターネットがあるのにどうやって撮るというのか。ただで四仔(三級片以上)が見られるのに。しかし3Dは違う。映画館でなくては見られない。スクリーンで見て初めてすごいんだ。胸が飛び出してくるんだ」。by 2009.1.22「頻果日報」

3Dで三級片とは、すごくキワモノ的。男優はどうなるのだろう。普通の映画館で上映してくれれば見に行けるだろうか。《金瓶梅》を見た時には1人も女性はいなかったのだが・・・。