《歳月神偸》撮影中

永利街。呉君如(サンドラ・ン)と任達華(サイモン・ヤム)は昨日、中環の古い街で60年代を舞台にした新作《歳月神偸》を撮影した。任達華は劇中靴職人に扮しており、撮影前には2週間靴作りを学んだ。さらに自らの手で3足の靴を作って呉君如と夫人の琦琦と娘にプレゼントしようと考えたという。「毎日1足作って彼女らにあげようと思ったんだ。だけどハイヒールを作るのはとても難しいんだ」。
任達華は60年代が舞台の映画のオファーを受けて、映画を通して多くの地区で建物の保存が必要だと政府が知ってくれるといいと話した。また昨日彼は娘の熊のぬいぐるみを抱えて、セントラルの古い街で記念に写真を撮っていた。


少し太った呉君如は昨日、妊娠はしていないと話した。彼女は「私の役は2人の子供の母親で、任達華の奥さん。それで映画の為に2、3ポンド太りました」と話した。また新しい映画では半分は泣いているシーンだが、もう一方で喜劇を撮影中で、さらにラジオとテレビの仕事もしている。それぞれの心境にならなければならず、毎日情緒の振幅が激しい。「手が震えて、心はもやもやする。精神的なプレッシャーに耐えられないんじゃないかと心配になった。お医者さんは仕事を減らすようにと提案した」。by 2009.4.22「頻果日報」

《歳月神偸》は羅啓鋭(アレックス・ロー)と張婉婷(メイベル・チャン)が監督、60年代に生きた香港人を記念する作品。「私たちはこうやって大きくなった、これは私達の子供のころです」。中環、永利街で撮影中。ここは撮影が出来る最後の最も古い街。映画の撮影が終わったら、取り壊される。「永利街は中環SOHO地区にあって非常に古い街で、政府はすでにここの使用権を購入しているが、この映画をサポートしてくれ、ただで撮影に貸してくれた」。by 2009.4.21「news.sina.com」抜粋

久しぶりの張婉婷監督作品、さらに60年代香港を背景に描くなど、期待させる要素がいっぱい。