チョン・ジヒョン、アリソン・ミラー、倉田保昭、小雪
クリス・ナオン：監督
日本でもすでに公開になっているので、ストーリーは日本の公式サイトを参照。
元になったアニメは見ていない。《ブレードランナー》のような1970年代の東京。いかにもな茶色がかった建物にネオンサイン。丸の内線や戸越銀座などマニアックな東京の断片。そこにセーラー服に三つ編みのチョン・ジヒョンが、英語と少々怪しい日本語で台詞を言うかと思えば、米軍基地内ではアメリカンな風景に剣道だったり、メン・イン・ブラックなCIA、サヤの子供時代にはまるで江戸時代かとみまごう風景、バンパイアはエイリアンもどき。さまざまなイメージの断片が映画全体を覆ってカオスも甚だしい。
本当ならC級以下なかなり危うい感じだが、お金がかかっているからなのか、チョン・ジヒョンが意外にはまってしまっているからなのか、倉田さんがいいからなのか、とりあえずB級あたり。しかし今日は割り引きで45ドルだったので我慢できるが、65ドル払ったら怒るわ。
2009.6.4@新寶戲院
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