周慧敏13年ぶりの映画は許鞍華監督の同性愛もの

周慧敏(ヴィヴィアン・チョウ)は1997年人気絶頂期に恋愛のためもうパフォーマンスはしないと宣言、倪震とバンクーバーに移民した。彼女は幸せな若いマダムの生活を送っていると思われていた。ところが昨年になり、倪震と女子大生のキスが発覚、倪震は周慧敏との分かれを宣言した。しかしわずか1週間後に2人の関係は劇的に復活、さらに結婚するという大波乱があった。結婚後の生活は地味だが、周慧敏はCMなどを撮影していた。しかしCDや映画などのオファーは受けておらず、新しい作品は出ていない。最近になり周慧敏は、許鞍華(アン・ホイ)の同性愛を扱う題材に惹かれ、ついに13年ぶりに映画に復帰することになった。


長い間映画を撮っておらず、来月中に撮影を始める周慧敏は緊張しており、しっかり心の準備をしてから撮影に臨むという。今回周慧敏が異例にも映画撮影のオファーを受けたのは、とりもなおさず役柄に惹かれたからだ。劇中周慧敏と呉君如(サンドラ・ン)は面白可笑しい同性の縁(えにし)を演じる。ストーリー上、2人は大胆なキスシーンとベッドシーンが必要だが、2人の女優は捨身な演技でも知られている。呉君如主演の《洪興十三妹》も同性愛に関わる内容だったため、彼女はリラックスして演じることだろう。許鞍華監督は、レズビアンを題材にした映画で同性愛に差別の眼を向けている観客に、愛情には性別はなく、ただ愛するか愛さないかがあるだけだと知って欲しいと願っている。また商業的考えから、許鞍華監督はライトコメディとロマンティックな手法でこの映画を撮影していく。


物語りは、周慧敏と呉君如は本来恋人同士だったが、後に分かれ、それぞれ相手を探して子供を生む。周慧敏と彼氏を演じる陳偉霆(ウィリアム・チャン)にも親密なシーンがある。しかし最後2人は一緒に生活するようになり性格の不一致が分かり分かれることになる。その後、周慧敏と呉君如は産院で再び出会う。再び燃え上がった2人は、その時になり初めて自分の最も愛する人を知る、というものだ。


記者は昨日、許鞍華に確かめたところ、「王晶の会社のサポートが得られたので、来月からロマンティックラブストーリーを撮影する。しかし俳優やストーリー、タイトルなどはまだ言えない。すべてが整ってから話す」と語った。出資の王晶は一貫して許鞍華をサポートしており、《天水圍的日與夜》に続いて今回、再び許鞍華に投資し撮影させる。昨日電話で「この物語りはなかなかいいので許鞍華が撮るのをサポートしようと思う。映画は呉君如と周慧敏が出るライトラブコメディで、11月から撮影開始する。その他については今は言えない」と話した。(略)by 2009.10.6「頻果日報」

周慧敏、いまでも綺麗だけど、近くで見ると顔がつくりものっぽく見えるのにびっくりした。