《証人》《意外》《葉問》亞太影展へ

香港電影製片家協会は昨日、第53回亞太影展に《証人》《意外》《葉問》を香港代表としてエントリーすると発表した。今年の亞太影展は12月17日から20日に台湾の高雄で開催される。今年は台湾が取り仕切り、テーマは「亞影大躍進、亞洲電影新経済」。アジアの映画製作者、俳優らが集まりさまざまな力を集結しアジア映画の存在を示そうというもの。ノミネートされた映画は亞太影展で最優秀映画、監督、男女主演、男女助演、脚本、撮影、編集、音響、音楽、美術など各賞を競う。
《意外》の監督鄭保瑞(ソイ・チェン/チェン・ポウソイ)は亞太影展へのノミネートについて、17か月をかけ苦労してやっと完成した。参加できるだけで嬉しい。スタッフや出演者たちに感謝したいと話し、授賞の自信を問われ、平常心で臨むが主演の古天樂はこの役を一生懸命演じたので授賞できるといいと語った。評価された古天樂は嬉しいと話し、映画会社やプロデューサーの杜琪峰(ジョニー・トー)や監督の鄭保瑞への感謝も忘れていなかった。彼は劇中、内面を表現するシーンが多く、大変難しかった。亞太影展にノミネートでき、17か月の苦労したかいがあったといい、授賞については「この映画が大好きだ。授賞にも自信がある」と語った。by 2009.10.13「文匯報」

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