《血滴子》は4月クランクイン

両地の映画界でポテンシャルのあるスター、阮經天(イーサン・ルアン)と黄曉明(ホアン・シャオミン)の共演が実現すると、ベルリン映画祭の公式刊行物「SCREEN」のカバー・ストーリーが報道している。映画《十月圍城(孫文の義士団)》のオリジナルスタッフは新たに新作《血滴子》を阮經天と黄曉明で作り上げる。
《血滴子》の俳優については諸説あり、映画界の「アジアの4小龍」阮經天、趙又廷(マーク・チャオ)、余少群(ユィ・シャオチュン)、李治廷(アーリフ・リー)の名が挙がっていたが、「SCREEN」には、阮經天と趙又廷が参画すると書かれている。
阮經天は、台湾映画《艋舺(モンガに散る)》のあと、プロデューサーの陳可辛(ピーター・チャン)と監督の陳徳森(テディ・チャン)の2人から《血滴子》のオファーを受けた。阮經天は、徐克(ツイ・ハーク)と周星馳チャウ・シンチー)の新作を断り、初めて武侠片に参加する。黄曉明は、陳可辛と陳徳森との仕事に多いに興奮しており、自分の役は特別で、「チェ・ゲバラ」のようだと監督は言っていると話した。
《血滴子》は資金1500万米ドル、4月から撮影を開始する・・・。(略)2011.2.12「中央社