《竊聽風雲II》中環でロケ

古天樂(ルイス・クー)と呉彦祖ダニエル・ウー)は昨日(3月12日)午後、中環で映画《竊聽風雲II》の撮影をした。物語は、警官の古天樂が商業犯罪犯の呉彦祖を追跡するが呉彦祖に発見される。その後呉彦祖は路上に手榴弾を投げ混乱させて古天樂の目をくらませようとし、通行人は驚き逃げまどい、警察が現場に到着し状況を判断人混みを解散させるとうもの。しかし昨日の撮影では本物の警官が現場にやってきて、呉彦祖と古天樂は撮影した。周りは100人を越す見物客がとりまき、中には携帯で撮影する人もいた。
古天樂は昨日、電話インタビューで《竊聽風雲II》は今月中旬にクランクアップし、その後16日には香格里拉へ赴き、杜[王其]峰ー(ジョニー・トー)と鄭秀文(サミー・チェン)の映画《高海抜之戀》を撮影する。雲南で乗りかえ、車で香格里拉に向かうが、途中雲南の山道を通るが、ここは地震の多い地区。心配はないかと問うと「そんなに心配はしない。仕事で行くんだから。会社もよく状況はわかっている。当然問題はない。杜[王其]峰とも連絡を取った。彼は香格里拉地震の影響はないと言っている。順調に撮影できるといい」と話した。また日本の大地震について、古天樂も留意しており、「テレビで日本の大地震の悲惨な状況を見て、身近な人を大切にしなければとより強く思った。命は無常、自然の災害は予想がつかない。幸せというものは必然ではないのだとも思った」と話した。2011.3.13「蘋果日報