東成西就2011

《東成西就2011》
莫文蔚(カレン・モク)、陳奕迅(イーソン・チャン)、鄭伊健(イーキン・チェン)、鍾鎭濤(ケニー・ビー)、蘇永康(ウィリアム・ソー)、黄奕(ホアン・イー)、譚維維、李宗盛(ジョナサン・リー)、房租名(ジェイシー・チェン) 
劉鎮偉(ジェフ・ラウ):監督


阿B(鍾鎭濤)は妻・嘉嘉(黄奕)が勝手に温拿復活コンサートを契約してしまったばかりか、手付け金を使い果たしてしまい興行主に人質に取られ、追ってをやって阿Bと娘(莫文蔚)を捕まえた。興行主(陳奕迅)は、若くして富を築いた男、不動産やら株やらに投資して成功、次は娯楽産業だと温拿に目をつけた。阿Bは妻を救うため、無理を承知で復活コンサートを承諾する。
同じ頃、お金持ちの娘(譚維維)は、父(李宗盛)に反抗して家出、ロック歌手になると言い張っていた。娘には監視役の男(房租名)がついており、娘をなんとか父の元に返そうとしていた。同じ頃、しがない小籠包を作るしか能のない男(鄭伊健)は息子を救おうとして車に轢かれるが無傷。息子は父がスーパーマンだと言う。というわけ(どんなわけw)で虐げられていた彼らは、実は天神だった・・・。


ストーリーを書こうとしてもよく分からない。莫文蔚も鍾鎭濤も鄭伊健も陳奕迅も香港人俳優の面目躍如? ヘアスタイルも服装もいじられている。鍾鎭濤は出てきたかとおもえば、お化け屋敷でお化けのバイト中だし、莫文蔚はパンク娘だし、鄭伊健は顔が白く汚れているとおもったら、小籠包作っていた。さらに悪にたち向かう武器は相手を小籠包にとじこめてしまうという離れ技。さらに大陸女優黄奕も色気振りまいたり、買い物狂だったりと、色モノ扱いだった。えーと、莫文蔚は最初こそ酷いが、後半は一気に素敵なおみ足をめいっぱい見せて、彼女が主役だったのだが・・・。コメディのはずだが、いまいち笑えなかった。困ったものだ。
2011.11.25@新寶戲院


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