大武當之天地密碼

《大武當之天地密碼》
趙文卓(チウ・マンチク)、楊冪(ヤン・ミー)、樊少皇(ルイス・ファン)、徐嬌(シュウ・チャオ)、杜宇航(デニス・トー)、鮑起静(パウ・ヘイチェン)、方平(ヘンリー・フォン)、譚俊彦(ショーン・タム)、梁家仁(リョン・ガーヤン) 
梁柏堅(パトリック・リョン):監督 
広東語(吹き替え)


科学者・唐雲龍(趙文卓)は娘・唐寧(徐嬌)を連れてアメリカから中国に帰ってきた。特殊な金属で作られた宝刀を確認しようとするが、やはり偽物であった。しかし7つの寶のありかが書かれた文書を手に入れた唐雲龍は、娘とともに武當山へ急いだ。武當山で開催される100年に一度の武術大会に参加するためだが、本当の目的は別にあった・・・・。


乱暴に言うとお宝をめぐっての攻防。原作があるようだが、物語はけっこう突っ込みどころがある。
趙文卓、樊少皇、杜宇航と武打星がそろっているが、当然のことながら趙文卓が要所要所で活躍。樊少皇には素朴で少しコミカルな役が振られているが、設定上はもう少し若い人だといいのだが・・・。杜宇航の悪役がなかなか。これまで見た役ではなんとなく違和感があったのだが、この役は不思議とあっていた。この人の顔は悪役の方が似合うということか。楊冪はアクションではかなり頑張っていたが、徐嬌は年齢からいっても使い手には見えず無理がある。
一番笑ったのは、趙文卓と楊冪がただの協力者からふとお互いを意識するという設定のシーン。音楽が酷すぎるのと、いかにもなスローがくさくてやってられない。あとは最後の部分。
そういった部分に目をつぶって趙文卓がらみのアクションだけ見ていれば、それなりは楽しめるかも。
2012.7.28@The Grand Cinema


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