鄧超、劉亦菲、鄭中基、鄒兆龍、黄秋生、江一燕、鄧萃雯、李子雄 陳嘉上・秦小珍：監督
2014年
シリーズ3作目。仲間だと信じていた鐵手が父殺害にかかわっていると知った無情は失意のまま神侯府を去り、神侯府は崩壊の危機。そんな折り、宋徽宗皇帝（蘇友朋）がお忍びで船遊びに出かけ何者かに狙われ行く不明となってしまった。命からがら宮廷に戻った皇帝を誰も本物だとは信じてくれない・・・
大筋もさることながら、黄秋生と鄧萃雯のオトナのカップルや、鄧超と劉亦菲、さらには江一燕の恋の行方が気になってしまう。このシリーズで一番驚くのは鄭中基の使い方。コメディ担当かと思えば、この映画にコメディ要素はほぼなく、クールで冷静な役所に見ているこちらの頭の切り替えが大変。コメディ的要素がまったくないのもなんだか少し味気なく感じてしまう香港映画脳には、まじめすぎてちと苦しい。さらには無情が終始無情な表情で劉亦菲も可哀想。エンターテインメントはやはり笑いと涙の両方がないと楽しくないと改めて感じた作品。
2015.03.10@シネマート六本木
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